【葬祭業向け補助金ブログ】ものづくり補助金2025募集開始!~葬儀社でも活用できる設備投資・業務効率化のチャンス~

いよいよ「ものづくり補助金2025」の募集が始まりました。
今回の公募は2025年10月3日(金)17時スタート、締切は10月24日(金)17時まで。
しかも次回以降も募集が予定されています。
知らないと損する、設備投資や新サービス開発に使える“定番補助金”の最新情報をお届けします。
ものづくり補助金とは?
中小企業・小規模事業者(個人事業主を含む)を対象に、
新製品・新サービスの開発や、業務効率化のための設備導入を支援する国の代表的な補助金です。
葬祭業ももちろん対象。
たとえば「搬送機材の自動化」「映像演出や受発注システムの導入」「法要予約の効率化」など、
生産性向上や新たなサービス創出を目的とした投資であれば、幅広く活用できます。
補助金の主な枠と金額
今回は大きく分けて2つの枠があります。
区分 | 補助上限額 | 補助率 | 対象内容 |
---|---|---|---|
製品・サービス高付加価値化枠 | 最大2,500万円(賃上げ取組で+1,000万円) | 1/2~2/3 | 新製品・新サービス開発、設備投資、デジタル化など |
グローバル枠 | 最大3,000万円(賃上げ取組で+1,000万円) | 1/2~2/3 | 海外展開、輸出、インバウンド向け商品・サービス開発 |
対象となる経費の例
- 機械装置・システム構築費(必須項目)
- 技術導入費・専門家経費
- クラウドサービス利用費
- 材料費・外注費・知的財産権関連費
- (グローバル枠の場合)海外出張費・通訳翻訳費・広告宣伝費
たとえば過去の採択事例には以下のようなものがあります。
- 自動搬送機器・冷蔵庫・3Dスキャナー導入
- IoT対応の生産管理システム構築
- AIを活用した予約・見積システム導入
- 高付加価値化を目的とした新しい加工・演出設備の導入 など
葬祭業界であれば、
- 式場照明・音響の自動制御システム
- デジタル演出設備やオンライン相談ツール
- 供花・供物の受発注クラウド化
といった導入にも適用可能です。
補助率アップのチャンス:賃上げ加点
今回の公募では、従業員の賃上げに取り組む企業には上限額+1,000万円、
さらに補助率が2/3に引き上げられる優遇措置があります。
人材確保・定着と生産性向上の両立を目指す葬儀社にとって、非常に好条件です。
まだ間に合う!申請準備のポイント
締切は10月24日(金)ですが、今からでも準備すれば十分間に合います。
事業計画書では「どんな設備を導入し、どんな効果が出るのか」を明確に示すことが重要です。
- 現状の課題(例:業務負担の偏り・人手不足)
- 設備導入の目的(例:自動化による効率化、顧客満足度向上)
- 投資による成果(例:残業削減、対応件数の増加)
これらを具体的な数字や事例で記載できると採択率が高まります。
他の補助金との併用も可能!
ものづくり補助金以外にも、設備や販路開拓に使える補助金は複数あります。
補助金名 | 上限額 | 主な用途 |
---|---|---|
小規模事業者持続化補助金 | 最大250万円 | チラシ・HP制作・看板設置などの販路開拓 |
中小企業成長加速化補助金 | 最大9,000万円 | 新ホール建設・新事業立上げ・DX推進など |
省力化投資補助金(一般型) | 最大1億円 | 自動化・省人化機器の導入 |
自社の規模・目的に応じて、複数の制度を組み合わせることも可能です。
まとめ
- ものづくり補助金2025は10月3日(金)開始、締切10月24日(金)17時まで
- 業種を問わず利用可能。葬祭業の設備投資にも最適
- 最大4,000万円・補助率2/3まで対応
- 賃上げ・DX化・新サービス開発にも活用可能
- 今からでも申請準備は間に合う!
補助金を上手に活用すれば、
人手不足の緩和・業務効率化・顧客満足度向上の“3つの改革”を一度に実現できます。
エンディング総研では、事業計画の策定から申請サポートまでお手伝い可能です。
気になる方はお気軽にご相談ください。