【葬祭業向け補助金】最低750万円から!新事業進出補助金が発表

葬祭業にもチャンスあり!2025年12月19日締切
2025年10月1日(水)、経済産業省より「中小企業新事業進出補助金」の第1回採択結果が発表されました。
事業再構築補助金の後継制度といわれる注目の補助金で、最低750万円から最高9,000万円まで支援を受けられる大型の制度です。
■ 採択結果の速報:採択率は37.19%
初回募集では 1,118社が採択。応募総数は約3,000件で、採択率は 37.19%。
業種別では製造業が採択率51.8%と最も高く、続いて建設業、小売業などが続きました。
宿泊業・飲食サービス業は24%前後と低めでしたが、葬祭業(サービス業)も十分にチャレンジ可能な領域です。
■ 補助金の概要
- 補助金名:中小企業新事業進出補助金
- 対象者:中小企業・個人事業主(従業員1名以上、1期以上の実績あり)
- 補助金額:750万円~9,000万円
- 補助率:1/2(投資額の半分を補助)
- 対象経費:
- 機械装置・システム構築費
- 建物費・改修費
- 運搬費・技術導入費
- 外注費・専門家費
- クラウドサービス利用費
- 広告宣伝・販売促進費 など
葬祭業でいえば、新ホール建設や設備更新、葬儀システム導入、広告費なども対象となる可能性があります。
また、賃上げ要件を満たさない場合は返還義務が発生する点には注意が必要です。
■ 採択されやすい傾向とポイント
今回の傾向を見ると、設備投資を伴う大規模な取り組みほど採択率が高い傾向でした。
特に「AI・クラウドを活用したシステム開発」「新分野展開」「高付加価値型の事業モデル」は評価が高かったようです。
葬祭業で応用できるテーマとしては、例えば以下のようなものが考えられます。
- DX化による業務効率化(葬儀管理・顧客管理・在庫管理のクラウド化)
- 新ホール・多目的施設の整備による地域包括ケア連携
- アフターサポート(法要・相続・終活支援)の新事業立ち上げ
- 省人化設備導入(自動搬送装置、音響・照明システムなど)
■ 次回募集は12月19日(金)18時締切
次回の申請締切は 2025年12月19日(金)18時。
今から準備すれば、年内採択を十分に狙えるスケジュールです。
申請には GビズIDプライムアカウントの取得が必須のため、早めの登録をおすすめします。
■ まとめ:補助金で「次の一手」を
新事業進出補助金は、
「新しいサービスを始めたい」「設備投資で業務を効率化したい」と考える葬祭事業者にとって、
大きな追い風となる制度です。
750万円からの補助は、単なる助成ではなく、経営の再構築・成長戦略の実行を後押しするチャンス。
次回募集に向けて、いまから計画書づくりを始めましょう。
▶ 申請サポート・計画書作成支援をご希望の葬祭社様へ
エンディング総研では、補助金を活用した事業計画立案・資料作成支援を行っています。
ご興味のある方はお気軽にご相談ください。