顔が見える葬儀社が、選ばれる理由~Instagramで信頼を築く5つの発信ポイント~

「葬儀社がインスタ?」と思われる方もいるかもしれません。けれど今、Instagramは中高年層にも広く浸透し、地域のサービス選びや情報収集に活用される時代になっています。
特に“信頼”がすべてといえる葬祭業界において、インスタでの「顔が見える発信」は、顧客との距離を縮める大きな力になります。今回は、Instagramで信頼を生むための、葬儀社ならではの投稿アイデアを5つご紹介します。
目次
スタッフ紹介で「人となり」を伝える
もっとも基本で効果的なのが、スタッフ紹介の投稿です。
顔写真とあわせて趣味や出身地、好きな言葉などを紹介することで、「この人なら安心できそう」と思ってもらうきっかけになります。
投稿例:
- 笑顔で式場前に立つスタッフの写真
- 「葬祭ディレクター歴10年。お客様の不安に寄り添うことが私の使命です」
“今週のスタッフ”といったシリーズ化をすることで、投稿のリズムも生まれ、フォロワーとの接点が増えていきます。
日常の一コマで親しみを生む
葬儀の現場だけでなく、式場の清掃風景や花の準備、昼休みの和やかな一幕など、「働く人の日常」を切り取ることで、会社の“あたたかみ”が伝わります。
投稿例:
- 真剣に花の飾り付けをするスタッフの後ろ姿
- 「大切な時間を彩るお花も、心を込めて準備しています」
こうした投稿は、まじめで堅いイメージのある業界に、やわらかさや親しみを与えてくれます。
お客様からの感謝の声を紹介
プライバシーに配慮しながら、お客様からいただいた感謝の言葉を紹介するのも効果的です。実際の体験談やアンケートの抜粋は、サービスの信頼性を伝える強力な証拠になります。
投稿例:
- 手書きの感謝メッセージの写真(名前などは非公開で)
- 「“父の最期を丁寧に見送ってくれて感謝しています”——この言葉を胸に、これからも心を込めて寄り添っていきます」
代表の想いを発信する
会社のトップが語る“原点の想い”は、企業の姿勢や理念を伝えるうえでとても大切です。「なぜこの仕事をしているのか」「どんな想いで日々向き合っているのか」。その言葉は、見る人の心に響きます。
投稿例:
- 式場の前で語る代表の写真
- 「“安心して最期を託せる場所でありたい”——創業からの想いを、これからも大切に」
代表者の言葉は、企業全体の信頼感を大きく高めてくれます。
ストーリーズや動画で「動き」を伝える
写真だけでなく、ストーリーズや短い動画も活用してみましょう。たとえば、式場の案内動画やスタッフのひとこと紹介、当日の準備の様子など。10〜30秒の簡単な動画で十分、リアルな空気感が伝わります。
投稿例:
- 式場を案内する動画「ここがご遺族の控室です」
- ストーリーズ「今日は〇〇町でのお手伝いです!」
動画は“人柄”がより伝わり、視聴者との距離をグッと縮めてくれます。
まとめ:見せることは、信頼につながる
葬儀社にとって、何より大切なのは「信頼されること」。
そして信頼は、実績や価格だけでは得られません。「どんな人たちが、どんな想いで、どんなふうに接してくれるのか」が見えること。それが、選ばれる理由になります。
Instagramは、そうした“見える化”を実現する手段のひとつです。難しく考えすぎず、まずはスマホ一つで「人を見せる」投稿から始めてみてください。それが、地域の人々から信頼される第一歩になります。