葬儀社経営コラム第101号
デジタルサイネージの導入に補助金を活用する方法
近年、葬儀業界においてもデジタル化が進んでいます。その中でも、デジタルサイネージは注目のツールです。会館前に設置する広告用デジタル看板や、会館内での葬家名表示など、さまざまな場面で活躍しています。
しかし、新規購入や買い替えを検討する際にはコストが大きな課題となります。そこで今回は、小規模事業者補助金を活用してデジタルサイネージを導入する方法をご紹介します。
葬儀業界におけるデジタルサイネージの重要性
デジタルサイネージは、視認性や情報伝達力が高く、葬儀会館の運営効率や顧客体験を向上させるための有効なツールです。具体的には次のような活用が考えられます:
会館前での広告利用
通行人に向けて葬儀サービスや会館情報を訴求し、潜在顧客へのアプローチを強化します。
会館内での葬家名表示
ご家族や会葬者への案内がスムーズになり、サービスの質が向上します。
こうしたデジタル化の取り組みは、ブランドイメージの向上にもつながります。
コスト負担という課題
しかし、デジタルサイネージの導入や買い替えには高額な初期費用が必要です。特に小規模事業者にとって、この費用負担は大きなハードルとなるでしょう。
小規模事業者補助金の活用で解決
この課題を解決する手段として、小規模事業者補助金の活用があります。この補助金は、事業拡大や業務効率化を目的とした設備投資に利用でき、デジタルサイネージの導入や更新も対象となる場合があります。
主な補助金の特徴(過去情報):
最大補助額:200万円(※最新情報は公式サイトをご確認ください)
補助率:対象経費の2/3
対象経費:機器購入費、設置費、関連ソフトウェア費用、HP制作、展示会費用など…
補助金を活用することで、導入コストを大幅に軽減できます。
実際の導入事例
他の葬儀社では、小規模事業者補助金を活用して以下のような成果を得ています:
会館前の広告用デジタルサイネージと会館内での葬家名表示システム
申請額:264万円
補助金額:198万円(補助率2/3)
自社負担額:66万円
成果:目立つデザインで通行人の目を引き、問い合わせ件数が増加。手書きでの表示作業が不要になり、業務効率が向上。
成功事例を参考に、自社の導入計画を立ててみましょう。
補助金申請の基本手順
補助金を活用するには、以下のような流れで申請を行います:
1. 現状の課題や導入目的を整理
なぜデジタルサイネージが必要なのかを明確化。
2. 導入計画書を作成
計画書には費用や期待される効果を記載。
3. 申請手続き
必要な書類を揃え、期限内に申請。
4. 審査・結果通知
採択された場合、指定された手続きに従い補助金を受け取る。
専門家によるサポート
弊社では、補助金の申請サポートを行っています。
– 書類作成から申請代行まで、一貫して対応。
– 実際に補助金を活用した事例をもとに、最適な提案を行います。
お気軽にご相談ください。
最後に
デジタルサイネージの導入は、葬儀会館の運営効率を高め、顧客満足度を向上させるための重要なステップです。補助金を活用して、コスト負担を軽減しながら最新設備を導入しませんか?
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