【葬祭事業者さま向け補助金情報】経済産業省「キャリアリスキリング・学び直し」補助金のご案内

~葬祭事業者が知っておきたい人材育成支援制度~
補助金の概要
経済産業省が実施している「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業費補助金」は、人材の学び直し(リスキリング)や転職支援を行う事業者をサポートする制度です。
第6次公募の締切は 2025年9月16日。基金化されており、2028年度まで継続見込みとされています。
本制度は以下の2つを対象としています。
- 学び直したい個人(受講者)
- 学び直しを支援する事業者(研修提供・転職支援を行う人材会社等)
受講者が得られるメリット
リスキリング講座を受講する個人に対して、費用負担が軽減されます。
具体的には以下のような補助があります。
- 受講を完了した場合:40万円
- 受講後に転職し、1年以上継続勤務した場合:追加16万円
➡ 最大で 56万円の補助 を受けることができます。
対象は無職者ではなく、現在働いていて転職を希望する方(正社員・契約社員・派遣社員・パートなど)です。
補助事業者が行うべき支援
補助金を申請できるのは「研修やキャリア相談を提供する事業者」ですが、要件として以下が求められています。
- キャリア相談体制の整備(転職希望者に寄り添った相談)
- リスキリング講座の提供(15時間以上、受講費用80万円以上の講座も対象)
- 転職支援(有料職業紹介の資格が必要)
- フォローアップ支援(受講後の継続サポート)
補助対象経費には、人件費、求人開拓費用、広告宣伝費、システム構築費、講座受講料補助などが含まれます。
補助金の金額と補助率
- 人件費:1人あたり 6万7,000円以内
- 広告費:集客目標人数1人あたり 1万8,000円
- システム構築費:最大 5,000万円
- リスキリング講座費用:受講費用の1/2(上限40万円)
このように、幅広い経費が補助対象となる点が特徴です。
葬祭業にとっての活用ポイント
葬祭業界は人材確保・定着が大きな課題です。特に、
- 新人教育の体系化
- 接客・マナー研修
- IT・DX(会館予約管理、顧客管理など)に関するスキル習得
- 司会・納棺・生花部門など専門職の育成
こうした「リスキリング」に取り組むことで、人材のスキルアップと定着を同時に実現できます。
また、人材紹介会社や教育機関とコンソーシアムを組むことで、補助金を活用しながら体系的な人材育成プログラムを導入することが可能です。
申請方法と今後の見込み
申請は jGrants(GビズIDプライムアカウント必須) から行います。
本事業は基金制度のため、今後も継続される予定ですが、公募ごとに締切があるため、関心のある葬祭事業者は早めの情報収集と準備が重要です。
まとめ
- 経済産業省の「キャリアリスキリング・学び直し」補助金は、学び直しを行う個人と、それを支援する事業者を対象とした制度。
- 受講者は最大 56万円の補助 を受けられ、事業者側も人件費・広告費・システム費用など幅広い経費が対象。
- 葬祭業においても、人材育成・教育体系化・DX推進に活用可能。
- 締切は 2025年9月16日。今後も継続見込みのため、情報収集と早めの準備が重要。