【葬儀社向け】中小企業省力化投資補助金の活用方法

|2つ以上の省力化で業務効率アップ!
中小企業の人手不足が深刻化する中、「省力化」をキーワードにした国の補助金制度が注目を集めています。
その一つが「中小企業省力化投資補助金」。
本記事では、特に葬儀業界における活用方法に焦点をあて、制度の概要から導入事例までをわかりやすくご紹介します。
目次
中小企業省力化投資補助金とは?
この補助金は、中小企業が省力化に資する設備やシステムを導入する際に活用できる制度で、
最大でカタログ型1,500万円、一般型は1億までの補助が受けられます(補助率は原則1/2以内)。
従業員数で補助金額の上限と補助率は変わります。
✔ 対象となるポイント
- 省力化の効果があること(人手を減らせること)
- 「2つ以上」の省力化設備や仕組みの導入が必要
- 専用のカタログから対象機器を選ぶ方式(指定商品)
葬儀社が活用できる具体的な省力化例
葬儀社の業務は多岐にわたり、慢性的な人手不足が課題となっています。
以下のような分野で省力化投資が可能です。
● 受付・接客業務の省力化
- 無人受付システム(顔認証・自動受付)
- タブレットを活用した会員登録やアンケート入力
- キャッシュレス決済の導入
● 会場・運営の効率化
- 配膳ロボット(おとき・通夜ぶるまいでの配膳支援)
- 電動カーテンや照明の自動制御
- 映像演出の自動化(自動スライド投影機など)
● バックオフィスの効率化
- 顧客管理システム(MA連携可能なクラウド型)
- 自動見積・請求システム
- 勤怠管理のICカード化
なぜ「2つ以上」の省力化が必要なのか?
この補助金の特徴は、単一の省力化設備だけでは申請できないという点です。
例えば、「配膳ロボットの導入」と同時に「顧客対応のタブレットシステム」など、相乗効果が見込める複数の設備や仕組みを組み合わせる必要があります。
これは、単なる便利機器の導入に留まらず、「業務フロー全体の見直し」まで踏み込んだ本質的な生産性向上を促すための条件です。
補助金を活用する際の注意点
- 対象機器は専用カタログに掲載されている必要あり
- 導入計画に「業務フローの省力化説明」が必要
- 自社だけでの申請ではなく、IT導入支援事業者など専門家のサポートを受けるのが確実
まとめ|今こそ「人手不足」対策の一手を
中小企業省力化投資補助金は、葬儀業界のような労働集約型業種にとって、業務効率化・人件費削減・スタッフ負担軽減を同時に実現できる貴重なチャンスです。
「導入したい機器があるけど補助対象になるかわからない」
「2つ以上の省力化をどう組み合わせるか悩んでいる」
そんな方は、補助金申請の実績がある専門家にぜひご相談ください。
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